岡山県の空き家事情をご紹介!
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空き家対策に頭を悩ませる自治体が多いなか、最近“岡山”が元気です。
官民一体になって、様々な活性化策を展開しています。
1.岡山に空き家はどのくらいあるのか?
総務省の「2018年住宅・土地統計調査」によると、岡山県内の空き家は142,200戸、空き家率は15.5%で、
都道府県別ランキングでは多い方から数えて16位です。
5年前の調査の15.8%に比べると少し減ったように見えますが、これは住宅総数が増えたことが原因なので、深刻さは変わりません。
1983年の空き家率が8.7%ですから35年前とは比較にならないくらいのスピードで空き家の数は増え続けているのです。
2.岡山県の空き家対策を見てみよう
では、地元では、どんな対策が行われているのでしょうか。いくつか具体的な動きを紹介してみましょう。
岡山市は「空家等適正管理支援事業」として、「除却」(解体)と「リフォーム」について、工事費の一部を補助する制度を実施しています。
「除却」の場合の制度概要は以下のとおりです。
補助金の対象者・空き家の所有者(個人)か所有者の承諾を受けた者(個人)
・市税を滞納していない者
・暴力団員でない者
対象の空き家・岡山市内にあるもの
・特定空家等
対象の事業
➀除却工事
➁除却工事及び附帯工事(門扉、立木など)
➂応急措置(地域住民に危害を及ぼす危険な状態を回避するため)
補助されるのは経費の3分の1で、上限は➀➁が50万円、➂が10万円。
期限は2020年2月末、市内の施工業者に限るという条件もあります。
「リフォーム」の場合も対象者は「除却」とほぼ同じ条件ですが、
➀住宅は岡山市内の一戸建て
➁建築の着工日が「1981年6月1日以降」か「1981年5月31日以前で事業完了までに耐震診断結果を提出できるもの」
➂リフォーム後に居室、台所、水洗便所、浴室、洗面設備、収納設備のある居住用--などの制約があります。
対象の事業は①耐震改修②バリアフリー改修③省エネルギー改修のいずれかで、上限は50万円です。
3.「若者×空き家等活用×事業者支援」
最大750万円の補助金が出る「若者×空き家等活用×事業者支援」というプロジェクトもあります。
県内外の事業者が備前市、矢掛町、奈義町など自然の豊かな中山間地域で、空き家を活用してサテライトオフィスなどを創業。
30代までの若者を正社員として雇用した場合、1,000万円の事業で最大750万円(県500万円、市250万円)を補助しようという試みです。
今年3月には、東京のSENQ霞が関で、岡山ゆかりの事業者によるトークイベント「第3回オカヤマハタラク会議in東京」を開催して、
PRしています。
4.「おかやま晴れの国ぐらし」
岡山県移住ポータルサイト「おかやま晴れの国ぐらし」は、移住と空き家関連のあらゆる情報を網羅したサイトで、県・市・民間団体による
住まい情報、移住計画の立て方(ノウハウ)や移住者の体験談に支援制度、移住者向けの仕事情報などを紹介しています。
9月には大阪・難波の御堂筋ホールで「おかやまぐらし移住相談会」、10月には岡山市・備前市・吉備中央町で
「おかやまぐらし移住下見ツアー」の開催を計画しています。
5.空き家ガイドブック
最後に紹介するのは、今年7月に発行された岡山県版「空き家」ガイドブック。
表紙写真のように「あなたの空き家どうしますか」と問いかけ、「住む」「管理する」「賃貸する」「解体する」「売却する」の
5通りのシミュレーションをわかりやすく解説しています。
空き家の登記、補助制度、相談先も紹介されており、必見の空き家マニュアルです。
空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。
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