売れない空き家~理由を調べて手を打つ

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親から家を相続したが、住む予定はない、空き家で放っておくよりも売りたい。

しかし、売れない。

よく聞く話です。
家の売買も簡単に言えば「需要と供給」がマッチングして初めて成立します。
空き家が過疎地にあれば、当然若い購入層が少ないので、なかなか売れません。
空き家が都会であっても、古くて老朽化が激しいとか、接する道路が狭くて再建築できないなど、
物件そのものに問題があって売れないケースもあります。

1. 無料一括査定サイト

空き家に限らず、いま住んでいる家でも、売る予定がある場合、
どれくらいで売れるのか、ざっとした金額でも知りたいものです。

知り合いの不動産業者がいる場合は、その業者に相談しているのもいいですが、最近よく利用されるのが、
インターネットを通じて複数の業者に見積もり額を査定してもらうサイトです。

サイトには、HOME4U、リビングマッチ、イエウール、SUUMO、LIFULL、すまいValue、イエイなど、
無数と言ってもいいほどのサイトがあります。

ネット上で、物件の内容などを登録すると、
登録している業者の中から地域などを勘案して最大6社から10社程度の業者を紹介してくれます。

なかには「62サイトから厳選!本当におすすめな不動産一括査定サイト」(https://fudo-satei.com/)
などというサイトもありますから、参考にするとよいでしょう。

家の査定にはさまざまな要素がからんできますし、サイトによって得手・不得手の分野が異なりますから、
査定額だけにとらわれずに業者を選ぶ必要があります。


2. 空き家バンク

国土交通省の主導で2018年に運用の始まった「全国版空き家・空き地バンク」に登録してみるのも、
空き家を売るための方法の1つです。このバンクは地方自治体や自治体から委託された団体の運営するマッチングサイトを集めたもので、公募で選ばれたLIFULLとアットホームの2社が運営しています。

あくまでもマッチングにのみ関与するサイトなので、実際の売買は専門業者を通じて行うことになります。

(株)LIFULL https://www.homes.co.jp/akiyabank/

アットホーム(株) https://www.akiya-athome.jp/


3. 東京空き家ガイドブック

東京都が昨年発行した「東京空き家ガイドブック」は、空き家をどうするか、
具体的な解決事例をわかりやすく紹介している冊子です。

2016年12月~18年3月に行われた「東京都相続空家等の利活用円滑化モデル事業」で収集した解決事例で、
期間内に解決につながった42件と3つのモデル事業者が他都市で暑かった解決事例21件の計63件を紹介しています。

事例のうち7割は「売却」による解決で、2割が「賃貸」。3割が個人向けで、6割が業者向けでした。
空き家発生の経緯は「相続」が42%と最多。状況は「1年以上~3年未満」が一番多くて17%。
「10年以上」と長いのも8%ありました。

課題は、老朽化・立地条件など「土地・建物に関するもの」をはじめ、「お金に関するもの」「人に関するもの」など
多岐にわたっていました。

[相談事例1]なかなか売れない古い家

所有者が高齢で施設に入居して、空き家になって5年。敷地65㎡、木造2階建て。成年後見人が「売れない」と相談。
かなり劣化していてリフォームが必要、接する道路が複数人の共有。
「現状のままの売却は難しい」として「測量・解体費用を買い主負担で現状のまま売却」を提案。
買い取り業者がみつかったので、解決。

[相談事例2]借地権つきの空き家

父親から相続、1年たっても売れない。
敷地71㎡、木造2階建て。築38年。5年前にリフォームしており建物の状態がよい。
周辺は賃貸需要がある地域なので「売却にこだわらず賃貸」を提案。ファミリーが入居した。

[相談事例3]道路に接していない家

築53年。敷地44㎡、木造平屋。道路に面しておらず、建て替えできない。古くて倒壊の危険。
「隣接地の所有者への売却しかない」と提案。駐車場が欲しかった隣接の買い主との間で売却成立。

このように、1つの工夫やタイミング次第で、売り先が見つかるかもしれません。
それには「売れない理由」をつきつめていく必要がありそうですね。





空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

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