空き家におけるWEBカメラの活用

公開

現在の日本では少子高齢化に伴い、空き家が年々増加傾向にあり、空き家に関する問題も深刻化してきています。
「高齢になった両親が老人ホームに入っていたり、兄弟間で1つの実家を相続したけど売却の同意が得られないため、実家が長期空き家の状態になっている。」といった空き家に関する問題が生じています。
長年にわたり空き家を放置してしまうと、傷みも激しくなり、周辺の景観を著しく壊してしまったり、窃盗や住み着き、犯罪の温床になりかねません。

また、放置された空き家が放火されたり、倒壊する恐れもあります。
こうした理由から空き家の管理は必要な対策となってきますが、WEBカメラの活用は一つの選択肢となります。


1. 家庭用防犯カメラ

専門会社と契約するほどの経費はかけたくない場合、手っ取り早いのは防犯カメラの設置です。自分で取り付けても良いですが、設置も行う専門店もあります。

Webサイトでは、さまざまな防犯カメラが紹介されていますが、カメラには大きく分けると、目立つタイプか隠しカメラ的に目立たないタイプかの2種類から選びます。
音声のあるなしや夜間に使えるかというのも重要です。
しかし、空き家の防犯対策としては、遠隔地から確認できるネットワーク利用が必須になります。

防犯カメラの設置費用は安価なものから高価なものまで様々ですが、設置費用がホームモニター、録画機能付きで数万円~数10万円、その他に保守運用費用がかかるケースもあります。
ダミーカメラでも防犯性はあると考えられ、これならば数千円~10,000円で設置可能です。


2. 空き家見守り専用 レンタル防犯カメラサービス

事業者:株式会社トリニティー

スタンダードサービス 6,300円(総額税込6,930円/月)

AI侵入報知オプションサービス利用時 9,300円(総額税込10,230円/月)

※ 最低利用期間 6ヶ月間

特徴
インターネット環境が無い「空き家」の防犯対策の一つとして、いつでも空き家の状況を確認することのできる「SIM搭載見守り防犯カメラ」のレンタルサービスです。
今までは空き家の遠隔監視には光インターネットのサービスを契約が必要でしたが、この防犯カメラ専用のSIMレンタルサービスにより、インターネットを引くことなく遠隔監視が可能になりました。
[いつ売れるかわからない空き家][いつ住むかわからない空き家]に短期間から利用可能なSIMがついた見守りのためのレンタル遠隔監視防犯カメラサービスです。


3. 「日本空き家サポート」の「動画レポート」

事業者:株式会社L&F

スタンダードクラス(月1回、屋外・室内60分)1万円、

ライト(月1回、屋外30分)5,000円など。

東京都が2020年8月に「令和2年度民間空き家対策東京モデル支援事業」として募集した「TOKYO Data highway等を活用した先端技術を駆使した空き家対策」に採択された提案は、自治体の空き家調査の効率化に大きく貢献する試みとして話題になりました。

特徴
顧客は専用のマイページにログインして、スマホなどで空き家の管理作業の様子を自分の目で確認することができます。
サービスの内容はコースにより異なりますが、侵入者の形跡や施錠状況の確認を行う防犯確認のほか、室内の換気・通水・簡易清掃などに加えて、室外の建物目視点検・庭木確認なども含まれています。
海外勤務で自宅を空き家にしているようなケースで重宝されています。


4 . まとめ

空き家になった実家をリアルタイムで監視できれば確かに安心ではありますが、WEBカメラの設置には、設置費用やネット回線の費用もちろん電気代も掛かりますので、費用対効果を十分に考慮して設置しましょう。
WEBカメラで異常を発見したとしても、遠距離となると、結局できることといえば警察への通報か、近くに住む親せきに見回りをお願いするくらいになります。

空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

Sohos-Styleで空き時間にお仕事しませんか?

Sohos-Styleでは、様々なお仕事を募集しています!
空いている時間にお小遣い稼ぎをしませんか?

●入力作業
在宅で気軽に入力作業。
毎日入ってくるチラシなどの情報を入力したり、入力された情報は全国様々なシーンに利用されます。

●現地調査
いつも使っている駅やガソリンスタンドなど、街のあらゆるもの・その地域ならではのものを調査します。
クチコミも調査の対象です。

●軽作業業務
季節スポット(桜、イルミネーション、花火など)の写真撮影など、簡単なお仕事です。
ちょっとお出かけのついでにできるお仕事です。

登録はコチラ
http://www.sohos-style.jp/

あわせて読みたい