空き家を貸し出したいが、賃料相場はどれくらい?

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近くの不動産業者の店頭には、売り物件と合わせて住宅を貸し出す賃貸住宅物件もたくさん掲示されています。

全国で一体どれくらいの賃貸物件があるのでしょうか。
いざ貸し出そうと思うと、どれくらいの賃料収入が期待できるのでしょうか。

1. 住宅・土地統計調査に見る賃貸住宅

5年ごとに発表されている住宅・土地統計調査の平成30年(2018年)版によると、全国の空き家846万戸のうち、
「賃貸用の住宅」は431万戸で空き家総数の50.9%と半数を占めています。

「売却用の住宅」29万戸、「別荘など二次的住宅」38万戸、「その他の住宅」347万戸を押さえて一番高い比率となっています。
1998年調査の61.1%をピークに年々比率は低下していますが、絶対数としてはトップの座を譲ってはいません。
「そんなにあるのか」というのが、正直な感想でしょうね。


2. 空き家バンクに見る賃貸住宅

国土交通省の肝いりで誕生した全国版空き家バンクは、
(株)LIFULLとアットホーム(株)の2社が採択されてサイトを公開していますが、
アットホームのバンクをのぞいてみると、3月23日現在、総登録件数は5,336件、うち「借りる」は990件。

都道府県別の件数を見ると、東京はわずか1件、大阪は3件と少ないです。トップは大分県で70件。
関東全体の76件に匹敵します。
実際の取引の参考にするには、各都道府県や市区町村の空き家バンクに絞って検索する方がヒット数は多そうです。


3. 全宅連・ハトマークサイト

貸出物件のインターネット検索サイトはたくさんありますが、
借り手の一般消費者の住まい探しの参考にと開設されているサイトに、
全宅連(公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会)の「ハトマーク」(https://www.hatomarksite.com/)があります。

47都道府県の協会の物件公開サイトを一元化したもので、貸し出す側の参考にもなります。
「借りる」→「賃貸マンション・アパート・一戸建て」→「地図から探す・地域から探す・沿線から探す」と選んでいけば、
地域に密着した物件がたくさん表示されます。

また、このハトマークの公開物件のデータを元に全宅連が開設している
「賃料相場」と「賃貸可能な住宅の平均像」は実にきめ細かいデータを提供しています。

賃料相場では、駅から徒歩10分以内の物件の平均賃料を、市区町村ごとに、またアパート・マンション・一戸建てごとに、
さらにワンルームから4LDKまでの広さごとに算出したデータを表示してくれます。

平均像の検索では、「希望家賃⚪円以下」「駅からの所要時間⚪分以内」を入力すると、
地域ごと・沿線ごとの平均像を示してくれます。

4. 査定サイト

相続した空き家や転勤で空き家になる自宅を貸し出したいときに、
どれくらいの賃料で貸せるかを査定してくれるサイトは、ネット上にあふれています。

例えば「三井のリハウス」や「リロの留守宅管理」などの「無料賃料査定」は
30秒や60秒で簡単に査定できるのを売り物にPRしています。

入力項目は「物件の所在地、面積、築年数、種類」「住所、氏名、電話番号」など似たり寄ったり。
必ず「個人情報の取り扱い」について同意を求められます。

転勤などに伴う貸し出しの場合、短い賃貸期間で契約して更新を繰り返すという形になりますが、
期間によっても賃料は影響を受けます。

また、単なる貸し手・借り手間の斡旋だけでなく、さまざまな賃貸サポートシステムを用意しているのが普通ですから、
同時に相談してみましょう。

査定サイトには、「家主ナビ」(マイナビ)、イエウールなど複数の業者に査定を一括問い合わせできるところもあるので、
お目当ての会社を探す一助けになるでしょう。





空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

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