完璧な防犯対策には相応のコストがかかります

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空き家を放置しておくと、所有者はいろいろな犯罪を呼び込むリスクを負うことになります。

「空き家だから、知らない」とは言えません。
空き家に絡む犯罪といえば、空き巣をはじめゴミの不法投棄、不審者の住みつき、
そのタバコによる失火や放火による火災などが枚挙にいとまがありません。

悪質なものでは大麻製造工場や振り込め詐欺の受け渡し場所になったという事例がニュースになっています。
所有者にとっては「ありがたくない」どころか、知らぬ間に犯罪に巻き込まれてしまうこともありうるわけです。


1.侵入盗はガラスを破って・・が最多


警視庁によると、都内の住宅を対象にした侵入窃盗の発生状況は、
2014年の3,694件から漸減傾向にはありますが、2018年には2,333件発生しています。

侵入口は、縁側、ベランダ、居室などの窓が合わせて56.8%を占めており、玄関等の出入口は43.2%となっています。
そして、空き巣の侵入手段は一戸建ての場合、ガラス破りが53.3%と半分強を占めています。

この統計の数字すべてが空き家というわけではありませんが、侵入の手口は同じ傾向だとみてよいでしょう。


2. 施錠、雨戸、防犯ガラス


空き家の場合、侵入盗への対抗策として手軽な対策として思いつくのは、「しっかりとした施錠」です。
内側からの補助錠も有効な手段です。

それでも侵入者はプロですから、警視庁の調査にもあるようにガラスを簡単に破って侵入してしまいます。

そこで、最近は災害時にも効果がある「防犯ガラス」を新築時に採用したり、
既存の住宅では防犯ガラスに入れ替える例も増えています。空き巣は侵入に時間のかかることを嫌います。

「雨戸」には「留守がわかってしまう」というデメリットがありますが、開ける時に音がする、
開けるのに時間がかかる点で、防犯効果があるとされています。


3. 維持管理の基本も忘れずに


建物内の防犯対策はもちろん大切ですが、ポストにPRビラなど投函物がたまり、庭は草茫々では、犯罪には無防備と同様です。

ご近所の方も不安です。

基本的な空き家管理は怠らないようにするのが賢明です。


4. 警備会社はどれくらい費用がかかる?


完璧な防犯対策を施したい場合は、やはり警備会社と契約することになります。気になるのは費用です。
最大手のセコム(SECOM)の空き家の防犯・監視 戸建てプラン「セコム・ホーム・セキュリティNEO」を見てみましょう。

窓の開閉をキャッチするセンサーなどの機器一式をレンタルする場合、
初期費用が工事料59,000円(税別)+保証金20,000円(非課税・契約満了時返却)。
そして別途月額費用が6,800円かかります。

基本的なサービスの内容は、不法侵入対策として「抑止効果」「万が一の駆けつけ」「被害に対する補償保険」、
火災対策として火災を知らせる「ブザー」と「セコムへの異常信号送信」「駆けつけ」など。

空き家の維持・管理対策として「ポストの投函物回収」「家の見回り」「通気・通水」なども用意されていますが、
別途オプション料金がかかります。

機器をレンタルでなく買い取りにすると、月々の費用は4,500円ですみますが、初期費用は427,300円(税別)にハネ上がります。この金額は建物の大きさや構造などで変わりますが、結構大きな出費となってしまいます。

セコムの例を紹介しましたが、警備会社の資料をセコム、ALSOKなど最大6社、
インターネットを通じて請求できる「ズバットセキュリティ比較」(運営会社・ウェブクルー )などの
サービスを利用することによって、複数の会社のサービスをじっくり比較・検討することができます。


空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

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