手軽につかえる空き家アプリ
公開
空き家の関係でアプリと言えば、広い意味では国土交通省が主導する「空き家バンク」や、
不動産会社などが公開している仲介サイトなど、多くがネット上に存在します。
一方、この世界では多少の遊び心を採り入れて、だれでも手軽に、そして気楽に使えるアプリを開発し、
無料で公開している方もいます。
以下に紹介するのは、すべてを遊び心でくくるのは適当ではないかもしれませんが・・・。
1.自治体空き家数比較ツールβ
日本ランドエンジニアリング(株)が運営している「空き家の教科書」のサイトで紹介されているアプリです。
総務省による「2013年(平成25年)住宅・土地統計調査」の確報集計を基に、
希望する全国の自治体ごとの空き家数を棒グラフで表示するアプリで、簡素なデザインですが、視覚的に比較できるアプリです。
使い方は画面の指示に従ってクリックするだけで簡単です。
➀最初に調べたい都道府県を選んでクリック。
➁比較したい市町村をクリック(数は任意に選べます)。
➂データ表示ボタンをリック。
これで、目当ての市町村の空き家数の比較が直感的にできます。
市町村ごとの詳しい空き家数を知りたければ、棒グラフにカーソル・ポインタを持って行くと、表示してくれます。
自分の住んでいるところを中心に周辺の自治体を選んで表示させれば、予想外の結果がわかったりします。
2. どうする空き家
NPO法人ふるさと福井サポートセンター(略称・ふるさぽ)が提供する、空き家診断サービス。
同センターが空き家の利活用について相談を受けている中で、
空き家問題で一番のカギは「所有者が早期決断できるかどうか」であることがわかり、つくったとのこと。
空き家の所有者に空き家バンクへの登録を促進する狙いもあります。
このアプリも使い方は簡単です。
まずスマホにQRコードからアプリを読み込みます。
次に6つの質問に「はい」「いいえ」」で回答します。
➀空き家を所有していますか? はい
➁空き家は3年以上空いていますか? いいえ
➂空き家は月1回以上管理していますか? はい
➃家財道具は多い方ですか? いいえ
⑤空き家について話し合っていますか? いいえ
⑥空き家の行く末は決まっていますか? いいえ
試しに、空き家を想定して上記のように入力してみました。
回答は「あなたの空き家の早期決断診断レベルは、緊急度87%」と出て、こんなアドバイスも表示されました。
「できるだけ早くの決断が必要です。まだまだ大丈夫と思いがちですが、思いのほか空き家の老朽化は早くやってきます。
手遅れにならないうちに家族や親戚など集まる機会があれば家の行く末を再度確認してください」
最後に
「自治体からの連絡を希望しますか?」との問いかけも表示され、クリックすると自治体とコンタクトが取れ、
所有する空き家について具体的に相談をすることができます。
3. Akiya watch
空き家コンサルティング(株)が行っている、スマホのアプリ上で空き家の遠隔管理ができるIoTシステム。
遠隔管理できるのは
➀エアコン 空気循環(換気)
➁照明 犯罪防止
➂室内環境監視センサー 温度、湿度、照度
➃防犯 ドアセンサー、人感センサー、侵入検知 など
セコムなどセキュリティ会社が提供している本格的な監視サービスに比べると、簡易版といえるかもしれませんが、
空き家にとって一番大切な換気をはじめ、一定の効果を期待できるサービスと言えるでしょう。
同社では室外のサービスとして行っているのは除草だけですが、「荒れた庭は空き家の判断材料」といいますから、
Akiya Watchと組み合わせるのがベターかもしれません。
空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。
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