全国版空き家バンクが本格運用開始します!

公開

空き家を所有しているけれど、解体する程ではなく、でも住まないと物騒だし痛むし・・と悩んでいる方に朗報です。

自治体ごとの「空き家バンク」は当サイトでも紹介していますが、
残念ながらその自治体で物件を探すと決めた人しか閲覧しません。

そこで、全国から買い主、借り主を募るために、
国土交通省監修の「全国版空き家・空地バンク」が
㈱LIFULLとアットホーム㈱により平成30年4月から本格運用を開始されました。


1.「全国版空き家バンク」の特徴

1.遠方からでも空き家を探すメリットとして、ハザード情報、
生活支援情報等を地図上に重ねて表示できる高機能なサイトです。

家に居ながらにして遠方の空き家での新生活が想像することができます。
補修が必要かどうか等もきちんと公開されており、気になればすぐ問合せできます。

2.農産漁村地域への移住や空き家等を活用して店舗を経営したいというユーザーのニーズに応えるため、
『農地付き空き家』、『店舗付き空き家』等の検索が容易にできます。

運用開始1年未満で登録物件急増中です。

農地付き空き家は2018年3月末時点で204件→2019年2月で677件。
(LIFULL版バンク167件→407件、アットホーム版バンク37件→270件)、

店舗付き空き家は同じく95件→202件。
(LIFULL版バンク71件→104件、アットホーム版バンク24件→98件)が登録済み。

3.2018年12月現在全国の558自治体が参加し、
延べ9,000件(※)近い空き家などの情報が掲載されており、
成約に至った物件数は、既に累計で1,300件を超えております。
(http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000183.html)、

今後、更に登録数が増えていく予定です。
(※) 一部、2事業者に重複して掲載されている物件があります。


2.LIFULL版とアットホーム版の違い

双方のサイトのつくりに大きな違いはありませんが、

・LIFULL版では空き家を活用したプロジェクト紹介記事があり、空き家登録のイメージ作りに役立ちます。

「空き家・移住関連コラム」「みんなの遺品整理(空き家整理業者の比較サイト)」等、
空き家の今後を考える情報へもリンクしています。

・アットホーム版では「補助あり」「古民家」「リフォーム物件(リフォーム済み、またはリフォームお勧め)」
の検索軸もあり、色々なライフスタイルで選択できます。

「空き家相談士検索」等のバナーがあり空き家問題全般に役立ちます。

それぞれの特徴を考慮し、まだ使える空き家をアピールしてみてはいかがでしょう? 

紹介例:
・地味な倉庫も「改修して店舗?スポーツアクティビティ施設?あなたならどう使いますか?」と、
田舎の豊かな田園風景と共に紹介すると、買い主の興味をそそります。 

・一見閑散とした地方都市の地味な家屋も「祭りのクライマックスを観覧出来る特等席」と、
周辺文化も同時に紹介できます。

・「梁、建具等長い年月を経て出てきた味は、今の新築物件ではとても出せません」と紹介する事で、
古い家屋も価値が上がります!

3.まとめ

その地の良さは、他から見た方がわかることもあります。
是非、全国版空き家バンクに登録し、空き家を有効活用しましょう!
 
 各事業者によるサービスの詳細は、下記リンク先をご参照下さい。
  ■株式会社LIFULL : https://www.homes.co.jp/akiyabank/
  ■アットホーム株式会社 : https://www.akiya-athome.jp/
  ■国土交通省 : http://www.mlit.go.jp/


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