VRで空き家紹介

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1. 新しい生活様式(ニューノーマル)の到来

「ステイホームでコロナ感染を防ぎましょう」から一転、経済活性化に躍起になる政府は新しい生活様式(ニューノーマル)による働き方、生き方を推奨しています。

買い物に行けば床には一定の間隔をあけて並んでくださいという目印のための足型シール。
映画館では市松模様の如く一つずつ席を空けて座るように1つ開けた背もたれには「ここには座らないでください」のシートが貼られるようになりました。

イベント会場も三密を避けるために広い空間を取って椅子を並べ、アルコール消毒を徹底するなど、それぞれの場所での業務再開を試みています。



2. DXデジタル・トランスフォーメーションの時代

一方でデジタル・トランスフォーメーション(DX)がかつてないスピードで進んでいるのは、変わらず移動の制限が要求され続けている現状があるからでしょうか。

この世に存在しない架空の世界がまるで目の前にあるように体験できる技術は、まずゲームや音楽のライブ演奏などエンタテインメントの分野で活用されました。

VR(Virtual reality)と呼ばれる技術で、日本語では仮想現実と訳されています。

VR機器やソフトの開発によって限りなく現実に近い体験が得られるようになってきたこの技術。VRゴーグルを装着することで、視界の360°が映像で覆われ、限りなく現実に近い世界に没入する感覚が得られます。

今では教育や医療・介護、観光などへも応用されるようになってきました。
受け手の視点を変えることができるのもVRの特徴です。


3. VRで空き家物件を体感

天草の南にあり、九州本土と橋でつながっている鹿児島県長島町は風光明媚な島です。

長島町は移住定住施策の一環として、KDDI、川商ハウス、長島未來企画の三者が協力して島内にある空き家バンクに登録された物件やその周辺情報を高解像度VRコンテンツとして作成しました。

島内にある空き家は点在しているため、一つ一つの物件を移動しながら見るのは大変です。

そこで、2019年9月20日から2020年3月31日まで長島町役場、川商ハウス鹿児島本店および長島支店でVRの映像を視聴できるような体制を整えました。

こうすれば1か所で複数の物件内容がVRで臨場感を持って体感できます。
このVRシステムの利点は、高画質な画像を360°VRで視聴でき、家族など複数の人が視点を共有することができ、しかもオペレーターが体験者の視点を理解することで、双方向のコミュニケーションが可能なことです。

物件情報として作成されたVRコンテンツは今後、移住定住促進イベント等で活用される予定です。


4. VR活用で、実内見なしで成約

川商ハウス種子島支店では、360°VRコンテンツを誰もが簡単に制作し、編集、活用できるスペースリー(Spacely)というクラウドソフトウエアを使用し、物件の実内見に変えてホームページに埋め込んだVRコンテンツの視聴ができるサービスを始めました。

これによって本土からの移動にかかる時間やお金を節約でき、顧客のコストを抑えられます。

種子島は教育関係やロケット事業関連企業の方からの物件の問い合わせが多いそうです。

VRの視聴であれば、実物に近い状態で物件の内容を確認できるため、現地まで移動できない事情のある人からは特に好評で、VR掲載を増やしてほしいとの要望も寄せられています。

移動や宿泊を伴う部屋探しをしなくても、ホームページ上のVRでの物件内覧である程度目星がつけられるのがとても便利だとの評価も得ています。
首都圏からの物件問い合わせへのVRの活用も視野に入れているとのことです。

今後は近隣からの騒音や雨天時の物件の状態など、住環境に関する情報も体感できるようなVRコンテンツのますますの充実が期待されます。
今、現場ではコロナ禍で広まったWEB会議も活用し、予約申込から契約までの流れをすべてオンラインで行うことが可能になるようにシステムの構築を図っていこうとしているとのことです。

今後、事業者と利用者双方にとって便利なWebを活用した物件探しにどんな変化が訪れるのか楽しみです。

空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

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