空き家をレンタルする 2023年夏版
公開 日本全国では、年々空き家が増えているのが現状です。
空き家だけでなく空き店舗も増加しており、街のスラム化や荒廃、老朽化による危険性など、さまざまな問題が懸念されています。
中古住宅(空き家)の流通促進の他、空き家の有効活用への対策も急務となっています。
そんな中、空き家の有効活用法として、レンタルという方法があります。
ここでは、空き家のレンタルについて解説します。
1. レンタルスペース
レンタルスペースとは、読んで字のとおり、「空いたスペースをレンタルして貸し出す(借りる)サービス」です。
どのようなスペースであるかは明確に定義されておらず、店舗やオフィスの一角などの区切られていないスペース、ビル、ホテル、マンションや空き家の一室などさまざまな空間がレンタルスペースとして提供されています。
ちなみに、現在レンタルスペースとして提供されているものの大半は「時間貸し」の形態が取られており、1時間1,000円など、一定の時間単位で料金が発生するタイプとなっています。
2. レンタルルーム
レンタルスペースと似た言葉で「レンタルルーム」というものがあります。
レンタルルームとレンタルスペースの呼び名について明確な取り決めはありませんが、レンタルルームはマンション、アパート、オフィスの一室など「個室をレンタルするサービス」として取り扱われるのが一般的です。
3. 民泊
近年耳にする機会が増えた「民泊」とは、「戸建て住宅やマンション、別荘などを用いて宿泊サービスを提供するもの」の一般的な呼び名です。
つまり民泊は、利用者からお金を受け取って宿泊させるサービスを提供するものであり、利用についても1泊・2泊など1日単位で提供する形となります。
ちなみに、民泊を運営するには、開業時に旅館業法・民泊新法といった法律に則って許可や届出を行う必要があります。
民泊に向いているのは、観光地にアクセスしやすく、徒歩5~10分以内のエリアです。
1泊3,000円程度の宿泊施設がないようなエリアあれば、宿泊需要が見込めます。
4. 空き家のレンタル活用例
古民家改装ギャラリー(出雲)
島根県出雲市大社町で、空き家の古民家を改装したギャラリーが評判を呼んでいます。
ギャラリーは「記田屋」で、地元出身で兵庫県加古川市で学習塾を経営するKNさんが2013年春、故人の夫の生家の母屋や土間台所、納屋などを改装してオープンしたものです。
2013年は11日間の開館しましたが、2014年は6月の菓子作家らの3人展が好評であり、そのほかにも貸しギャラリーが開催された。
空き家を地域交流の場に(大阪)
空き家を活用して地域交流の場にしようと、大阪・京橋地域で活動するまちづくり団体である「京橋地域活性化機構」(大阪市都島区)が取り組みを始めた。
第1弾として、2018年4月、JR京橋駅から徒歩約5分、築約40年のマンションの1室の使用貸借契約を所有者と締結し、マンションの空き室をボランティアで改装し、コミュニティースペースを完成させた。
地域交流の拠点を目指し、利用者を募っています。
5. 外国人には古民家民泊が人気
民泊の仲介サイトでは、外国人向けの物件が中心で、古民家が人気を集めています。
空き家を活用した事例では、かつて親子3代で暮らしていた築70年の古民家に、8台のベッドを入れて、9,000円弱で貸し出している大阪市の物件のケースなどがあります。
空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。
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