不動産の定義とは?
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空き家等の物件は「不動産」です。
そもそも不動産とはどんなものを指すのでしょうか?
今回は不動産の定義について解説します。
不動産の法律上の定義
不動産は民法上では、「土地」および「土地の定着物」を指します。
「土地」とは、「人為的に区分された一定範囲の空中およ地中を包含する地面」を指します。
「土地の定着物」とは,土地と一体のものとして扱われている物です。具体的に言うと、「建物」等が該当します。
ちなみに、「動産」と言う概念もあり、こちらは不動産以外の物を指します。
土地と建物は同じ不動産?
土地と建物はそれぞれ別の不動産として見做されます。
そのため、「この土地はAさんのものだが、この土地に建てられた住宅はBさんのもの」と言う場合があります。
ちなみに、土地に生えている草や樹木等については、「土地の構成物」=土地と完全に一体のものと見做され、別個の不動産とはなりません。