空き家の劣化について考える
公開 家は基本的に劣化が進んでいきます。
人が住んでいれば、その劣化に気づき、劣化した箇所を常に修繕し、維持管理することで劣化を抑えることが可能ですが、一旦、空き家になると、劣化に誰も気づかず、劣化が放置されることになり、家の耐久度まで下げてしまい、ひどい場合には倒壊の原因になってしまいます。
空き家の活用には、「家を売却する」「将来自分が住む」「セカンドハウスとして使用する」「賃貸物件として貸し出す」などが考えられますが、見るからに劣化が進んだ空き家は、なかなか買い手がつきませんし、「自分が住む」あるいは「賃貸として貸し出す」にしても、カビや雑草の除去、壁の補修や畳の張替え、給排水管やガス管の交換など、大規模なリフォームが必要となれば、実際に入居するには、多額の費用が必要になります。
1. 空き家の劣化原因
空き家の劣化する原因としては、「換気不足」「給排水管、ガス管の劣化」「雨漏り」「害虫・害獣発生」の4つが挙げられます。
換気不足
住人がいる家は扉や窓の開閉、換気扇等によりある程度換気や空気の流れが発生するので心配ないのですが、放置された空き家では、どうしても換気不足となるため建物内の空気は滞留し続けます。
夏季、特に梅雨の時期は湿度が高くなり、カビが発生しやすくなります。
カビと湿気は木材を腐食させる原因になり、空き家の室内は劣化が進みやすくなります。
給排水管、ガス管の劣化
長い期間使用していない給排水管やガス管は、管の内側に付着したヘドロや異物の乾燥や硬化により、ひび割れもしくは破損しやすい状態になっています。
また、管自体に異常が見られなくても、実際に使用を再開すると、不作動を起こしやすいとも言われています。
例えば、給排水管は、水が使用されない状態が続くと、サビが発生したり、水が蒸発して配管が汚れる原因になったり、排水管の劣化も進みます。
雨漏り
雨漏りは、住人が住んでいたとしても発生しますが、もし住人がいればすぐに対処しやすいですが、空き家の場合は、雨漏り部分は手入れがされず壊れたまま放置されることになります。
雨漏りなどによる風雨の侵入は建物の劣化速度を速めます。
害虫・害獣発生
人が住んでいるからこそ家の掃除も行われて綺麗に保たれるのですが、空き家となり、掃除が行われないと、ホコリが溜まります。
ホコリは害虫が発生する大きな原因となります。
また、人が住んでいればネズミ等の野生動物に対して対策可能ですが、空き家は野生動物にとっては格好のすみ家になってしまい、野生動物の糞尿や死骸で非常に不衛生な状態となってしまいます。
2. 空き家のメンテナンス
空き家を劣化から守るには持ち主が定期的な空気の入れ替えを行う、修復等のメインテナンスが必要となります。
しかし、滅多にのぞきにいけない辺ぴな場所にある空き家などでは、頻繁に様子見をすることができません。
こうした場合、空き家を劣化から守るのは難しいため、コストはかかりますが、空き家管理サービス等を利用することも選択肢になります。
3. まとめ
空き家を放置しておくと家の劣化は急速に進行します。
劣化原因としては、「換気不足」「給排水管、ガス管の劣化」「雨漏り」「害虫・害獣発生」があります。
空き家の活用には、「家を売却する」「将来自分が住む」「セカンドハウスとして使用する」「賃貸物件として貸し出す」などが考えられますが、活用を容易にするためにも空き家の劣化防止は重要ですが、維持管理には手間がかかります。
空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。
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