空き家をテレワークの拠点に

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1. パラダイムシフトの時代

コロナウイルス感染症への対策のため、長い間慣れ親しんできた生活スタイルを変えようといううねりが世界で起こっています。

人から人への感染を防ぐ距離を保つこと。手洗いや消毒、健康を維持するための運動の励行。そして、在宅勤務の推進。

すべてインターネット環境で情報のやり取りやコミュニケーションが可能になった今だからこそできることですが、こんなに急激な変化が訪れようとは…まさにパラダイムシフトというべき変革です。



2. ステイホームでわかったこと

一体どうなるのだろうと不安を覚えながら、家から出られない時を過ごした緊急事態宣言下の日々。
実際に在宅勤務をやってみるとどうだったでしょうか。

ZOOMやWebex、Teamsなどを使ったWebセミナーやWebミーティング、Web飲み会などに参加するうちに、「これって意外といけるんじゃない!」と思っている人も多いのではないでしょうか。


3. コミュニケーションツールの活用

考えてみれば、同僚の顔を正面から見て話すようなこと、今までの会議ではなかったような気がします。

画面に映った複数の話者と同時に情報交換でき、しかも大勢の人が世界のどこにいてもつながることができるツールの利便性を実感できたのも、ウイズコロナの状況が今までのやり方を許さなかった環境があればこそではないでしょうか。

Web技術を活用すれば、旅費や宿泊費を出張旅費として計上するまでもなく顔を合わせて打合せや会議ができます。
会議ツールZOOMを使いこなせば、その場でアンケート調査とその結果の共有や、質問、コメント、小さなグループに分けてのディスカッションも可能です。

さらにはデジタルホワイトボードと呼ぶ情報共有のためのツールなど、目的を特化したサービスも次々開発されています。
教育現場や社会人の研修においても、在宅で学ぶことのできるGoogle Classroomなど多様なサービスが提供されています。


4. Stay Homeの功罪

在宅での勤務や学習が可能になれば、通学や通勤で利用する電車の混雑が緩和されます。
「通勤が避けられない人から、在宅勤務できる人は極力電車などに乗らないでほしいと言われた」という話も聞きました。

また、心身の状態によって、また育児など家庭の事情で満員電車に乗るのが困難な人にとっては、在宅勤務が就業形態の幅を広げます。

テレワークで就業可能な人口が増えることは、少子高齢化社会への福音となるでしょう。

ただ、家庭と職場・教育現場が切り離されてきた従来の住環境は、家族それぞれが勤務や学習などの活動する時空のプライバシーを保証できるものではありません。

そのため、互いの存在が境界を侵す危険もあります。
コロナ離婚に象徴されるDVや虐待は、平時からの関係性の歪みが非常時に出現したものですが、個々のスペースが確保できるかどうかも大きな要素といえるでしょう。


5. テレワークに欠かせない環境

在宅勤務に不可欠な環境として、巷で話題になったのはオフィス用の椅子を手に入れることです。
普段生活する家で一日中椅子に座っていることは、あまりありませんでした。

ところが、いざ在宅勤務を始めてみると、オフィスの椅子がいかに座り心地よく座ったままでいられる代物であったのか思い知ることになりました。
さらにWeb会議が日常のことになると、家族に邪魔をされない空間の重要性が認識されるようになります。

ところが、住まいとしての家は家庭学習がWeb化した子供たちや在宅勤務を命じられたその親がそれぞれに個室を確保できる構造にはなっていないのが現状です。


6. テレワークに空き家を活用

都市集中型の社会は感染症に対して脆弱であることが、ある意味証明されてしまったコロナ禍。
ポストコロナの時代へ、過渡期にある住環境の見直しが始まっています。

先行して空き家をリノベーションしてサテライトオフィスを地方に作った企業もありますが、都心のオフィスを縮小して地方展開する企業が今後増えることが予想されています。
テレワークが日常となるのを見越して、すでに地方に移住した人もいるようです。さらなるテレワークの推進は地方創生にも寄与するでしょう。
個人の家としても、これからは安価で広い地方の空き家物件に人気がでるものと思われます。
新しい生活様式によってどんな社会が到来するのか、注目したいと思います。





空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

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