空き家に保険はいらないと思っていませんか?

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人が住んでいない空き家には保険はいらないと思っていませんか?
それは大きな間違いなのです。
火災一つをとっても、人が住んでいないからこそ、空き家は一般の住宅より火災の可能性が高いのです。


1.空き家が火事になる原因の2割はなんと・・・

草が生い茂った庭にタバコがポイ捨てされたり、ポストにあふれたチラシに火をつけられたりしたらどうなるのか。
想像しただけでも怖いですね。もらい火による火災でも空き家の場合の被害は大きくなりがちです。
もちろん火災だけではありません。
漏電、落雷、地震、盗難など人災・天災に関係なくコトが起こると、人が住んでいない空き家そのものの被害ばかりでなく、
近隣に与える被害も大きくなってしまいます。

2018年版の消防白書によると、2017年中の出火件数は3万9000件余で、うち「放火」と「放火の疑い」の合計が5833件。
なんと全火災の14.8%を占めているのが「放火」と思われる原因なのです。
燃えやすいものが放置されている空き家は、放火の格好の対象となる危険性が高いことは、この統計からも明らかです。




2.空き家にも火災保険をかけることができる

空き家にも火災保険を掛けることができます。ただし、リスクが高い分料率も高めになります。
家財も備わっていて、日頃の管理が行き届いている、つまり、いつでも人が住める環境が備わっている空き家は「住宅物件」と認められます。
しかし、そうでない店舗、事務所など事業用であったり、見かけは住宅でも家財もなく人がすぐ住める状態にない空き家は、「一般物件」と判断されることが多く、料率が上がるので要注意なのです。
また、「一般物件」は地震保険に加入できません。目的が被災後の生活支援にあるからです。

親から相続した空き家で、以前から火災保険に入っていた場合、保険会社に通知せずそのまま保険料を払っていることがあります。
いざという時に加入している保険が「空き家は対象外」ということもありえます。
空き家の火災保険については、何事も保険会社とよく相談することが大切です。


3.空き家向けの保険も登場

火災保険とは少し違いますが、空き家向けに特化した空家賠償責任保険という、新しい保険も登場しています。

三井住友海上火災保険(株)と、あいおいニッセイ童話損害保険(株)が2017年1月から始めたもので、
空き家の所有者に代わって管理サービスを行う空き家管理事業者が契約者となる保険で、空き家の所有者の責任もカバーされます。
また、火災保険に特約として個人賠償責任保険(住宅物件)や施設賠償責任保険(一般物件)などを付けることも考えていいでしょう。





4.空き家に関する保険を調べてみよう

保険の内容はオプションも含めて種類が豊富で複雑です。
最近は、火災保険についてもインターネットを利用して詳しい内容を調べることができます。
最大16社の保険を比較できる「無料一括見積もりサイト」(住宅本舗)など、サイトはたくさんあります。
相談する前の予備知識を得る手段として利用してみては、どうでしょうか。

空き家なうでは今後も空き家に関する体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

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