空き家を掃除しよう

公開

何もせず放置しておくと、どんどん劣化していく空き家。

2015年施行の空家等特措法(空家等対策の推進に関する特別措置法)を機に、空き家に対する目はより厳しくなっています。
今回は、空き家の維持には必須の掃除について考えてみます。


1. シミュレーションをしてみる

以下の図は、空き家の掃除についての、ざっとしたシミュレーションです。

空き家の掃除は、自分で小まめに足を運んでやるのが理想です。
空き家を訪れる回数が多いほど、その都度の作業量が少なくてすみ、結果として空き家の劣化を防ぐことになります。

しかし、「通う時間がない」「自宅から遠くて交通費が負担になる」「掃除する体力がない」などの理由で、
空き家が放置されることの多いのが、現実です。

仮に、自分でやることが可能でも、掃除の前にやるべき不要品の片付けが、個人の手に負えないケースも多々あります。

そこで利用するのがハウスクリーニングなどの業者です。
遺品がたくさん残されたままの実家を相続した空き家の場合は、遺品整理業者の出番です。

桁違いの大量のゴミ、いわゆるゴミ屋敷などのケースでは、ゴミ屋敷専門の業者に依頼しなければならないこともあります。
いずれにしても、不要品を片付けてからが、空き家のメンテナンスの本番になります。


2. 空き家の掃除には様々なサービスが

ハウスクリーニングは、業者も多く料金体系にも幅があります。

■ダスキン(https://www.duskin.jp/merrymaids/omakase/mm000130/)

「空家点検サービス」の場合、標準料金は一軒家プラン(延べ床面積120㎡未満)が月1回13,000円、
マンション(100㎡未満)が11,000円。

床・ベランダ・玄関・トイレなどの簡易清掃と通気・通水などの点検を行い、報告してくれます。
オプションとして「お部屋の全てお掃除サービス」「害虫獣駆除サービス」「お庭をキレイにサービス」や、
20近くのカテゴリーから好みのメニューを選べるサービスも用意されています。

■NPO法人 空家・空地管理センター(https://www.akiya-akichi.or.jp/kanri/service/option/cleaning/)

定期的な見回りをする「しっかり管理」や、そのオプションとして簡単な掃除を1回2,000円で行うサービス、
そして目視点検に特化した「100円管理」というユニークなサービスを提供しています。
売却前などに行う本格的なクリーニングは1㎡あたり1,000円、一戸建て100㎡なら約10万円、
3LDKのマンション(75㎡)なら6万円程度になります。

手軽に利用できる空き家サービスとしてお薦めできるのは、全国各地にあるシルバー人材センターのサービス。
例えば名古屋市が2019年3月に公益社団法人名古屋市シルバー人材センターと結んだ「空家等対策に関する協定」によると、
目視による屋外からの確認を行う基本サービスは3,240円(税込み)。

兵庫県宝塚市は2,700円、大阪府池田市は2,500円など。
清掃や除草などはオプションとなっているのが、普通です。


3.遺品整理も可能

遺品整理業者の場合、クリーニングに比べると料金体系は複雑になりますが、
(株)modecasが運営する「オコマリ」(https://ocomari.com/ihinseiri)の全国一律パックプランの場合、
1K・1Rパック(1部屋+キッチン+風呂+トイレ)が69,800円(税込み)、3LDK/4DKパックが299,800円、
8LDK・9DKパックが589,800円となっています。

「みんなの遺品整理」(https://m-ihinseiri.jp/partners/service-4/)という遺品整理業者の検索サイトもあります。

500件以上が登録されており、地域や対応サービス(空き家片付け、遺品整理、生前整理、特殊清掃、ゴミ屋敷片付け)を入力して検索できます。

個別の業者の検索のほか、最大3社の見積もりを手配してもらうことも可能です。
サイトには、遺品整理サービスの基礎知識もくわしく掲載されており、事前にノウハウを勉強することができます。

空き家なうでは今後も空き家に関する情報、体験談をアップしていきます。
どうぞお楽しみに。

●空き家オーナー様必見!空き家見廻り隊●

空き家を持っているが、場所が遠くてどうなっているか心配。
実家を相続したが、草ボーボーだとご近所の目が…
無人の実家の郵便受けがいっぱいだと、放火されそうで怖い。
など空き家の所有者として心配事はたくさんあります。

そんな悩みの解決にナビットの「空家見廻り隊」をご利用ください!

詳しくはコチラ

あわせて読みたい